電気工事士をとったらビルメンと電気工事士どちらを選ぶべき?

ビルメン

電工2種を持っている人の転職先として多い、ビルメンと電気工事士。

稼げるのは電気工事士だろうけど、ビルメンのほうが楽そう出しどちらにしようかなと思っている人のために、転職エージェント目線で考察してみました。

個人的には電気工事士がおすすめ

個人的には電気工事士のほうがいいのではと思っています。理由は下記2つです。

今後市場価値が上がる可能性が高い

電気工事士は2035年までに約3000人が不足する見込みとなっています。需要のほうが多いため、年収アップが見込みやすいです。

転職市場でも5年前に比べて、電気工事士の資格保有者で経験がある人の年収相場は上がっている印象を受けます。 (参考:経済産業省

独立しやすい

電気工事士として独立すると年収1000万円を超えることも見込めます。高齢化も進んでいるので、今後単価も上がっていくし、仕事も前よりも取りやすくなるのではと思います。

一方、注意事項もあります。

体にガタが来たら終わり

肉体労働なので、体にガタが来たら稼げなくなります。よく聞くのは50歳を過ぎると腰が痛くて仕事にならないという話です。

職長や施工管理など内勤にシフトしていかないと、結構しんどい仕事ではあります。

基本的に週休1日

毎週土曜日も休めるというのはあまり聞いたことがないです。基本的に週6日休み程度になるので、一般的な人よりも、休日は取りにくいです。

こんな人にはビルメンがおすすめ

ビルメンをおすすめする人もいます。下記に該当する人はビルメンのほうが楽しいかもです。

資格マニア

ビルメン業界では、電験、ビル管、エネ管、ボイラーなどなど資格が多数あります。資格手当がつくこともあり、資格マニアにとっては報われやすい環境です。

電験2種を持っていると市場価値が爆上がりするので、年収を上げたい人にはお勧めです。

すでに系列系ビルメン会社に入っているorは入れそう

ホワイト企業が多い系列系ビルメン会社に入社済みor入社できそうな人はそのままビルメンで行くことをおすすめします。

無理なく年功序列で給料が上がっていく、福利厚生が充実しているなど、かなり条件がよく、正直電気工事士で同等の待遇を得るのは結構難しいです。

一方、ビルメンのしんどいところもあります。

給料が安い

多くのビルメン会社はです年収550万を超えることはないです。稼ぎたいという人にはあまり向かないと思います。

無理なく最低限稼げればいいという人でないと、なかなかしんどいと思います。

人間関係がめんどくさい

ビルメンは、オーナーや利用者など、普通の仕事よりも関係者が多いです。施設によってはリテラシーが低い人とのコミュニケーションも多く、ストレスがたまるようです。

まとめ

電気工事士をとったら個人的には電気工事士をするのがおすすめですが、人によってはビルメンのほうが幸せになれる人もいるかと思います。

仕事に何を求めるか、ぜひ一度考えてみることをおすすめします。

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