【逆質問】「質問はありますか?」とビルメン面接で聞かれた時の理想的な回答をエージェントが考えてみた

ビルメン

ビルメンや設備管理の面接に限らず、面接の最後に逆質問をされるケースは多いです。面接の最後で「最後に何か質問はありますか?」と言った感じで質問されます。

ここでへんな回答をすると、いい印象を持たれていても不合格になることもあるので気を付けたい限りです。

この記事はこんな方にオススメの記事です。

  • 設備管理・ビルメンテナンス業界に転職を考えている
  • 転職経験がない、転職経験が少なく面接慣れしていない人
  • 面接対策をしたい

ビルメンの面接で気を付けるべきこと

ビルメンの面接で気を付けるべきことは大きく3つあります。

最低限の見た目には気を遣う

多くの施設では、施設利用者とビルメンが顔を合わせる場面があるため、ビルメン会社はビルメンに最低限の清潔感を求めます。利用者からクレームがオーナーに入ったら、最悪の場合その現場はなくなっちゃう可能性もあるので、当然といえばそうです。

髪の毛、髭、つめは特に気を付けることをおすすめします。意外にみている人事は多いです!(過去、髭の剃り残しが気になるという理由で、マイナス評価をもらった求職者の方もいました…)

服装については、スーツを着ていくのが無難です。どうしても前の現場があって間に合わないため作業着になってしまうという場合は、事前に先方に伝えておくことをおすすめします。

調べて分かることを聞かない

これは面接に限らず、普段の仕事でもいえることですが、調べて分かることは面接官に聞かないようにしたいです。「事前準備をしていない、準備のクオリティが低い=仕事ができなさそう」と思われてしまう可能性大です。例えば、福利厚生の有無や資格手当の有無など求人票や会社HPに乗っている内容がこれに該当します。

また、書いている内容が信用できないなど、どうしても気になる項目がある場合は聞き方を気を付ける必要があります。

例えば残業時間が平均20hと書いてあるが、本当かどうか確かめたい場合は「求人票に残業時間が20hと書いてあるのを拝見したのですが、業界水準からみてもかなり少ないという印象を受けました。残業を減らすための取り組みをされているのでしょうか」のように、事前に調べてきたことと、疑っているのではなく気になっているというニュアンスが伝わる形で聞くのがおすすめです。

待遇について聞かない

ビルメン会社は一部を除き「THE 日本企業」といった会社が多いです。年功序列で輪を乱す人を嫌う傾向が他業界よりも強いです。そのため「お金にがめつい人」と思われてしまうと、難あり人材と映ってしまう可能性が高いです。(ビルメンの給料が安いというのも大きい)

どうしても給料などの待遇を確認したい場合は、転職エージェントを介して確認することがおすすめです。転職エージェントは皆さんの評価を下げることなく、待遇の交渉をしてくれます。

ちなみに、ビルメンで中途採用×経験者の募集がかかる場合の多くは欠員補充のため、エージェント目線では高難易度の資格必須ポジションであればあるほど年収交渉はしやすいです。

一見よさそうに見えて地雷を踏みやすい逆質問

一見よさそうに見えて評価を下げやすい逆質問を紹介します。

現場についての細かい質問

現場についての細かい質問は会社によっては嫌がられるケースがあるので注意です。(前向きに映る質問であれば問題ないどころかプラスです。)

注意したほうがいいなと思うのは、「特定の条件の現場でないとダメな人材と映る」「融通が利かなそう」と映ってしまうことです。ビルメン会社の多くは複数物件を持っているため、今後現場が変わる可能性が高いです。特定の現場で働きたくないという風に映ってしまうと採用される可能性が下がってしまいます。

下記のような質問であれば、ポジティブに映ると思いますので、問題ないと思います。

  • 最初に配属される管理物件はどちらになりますでしょうか?
  • 差し支えなければ配属予定の現場の人数や物件の概要を教えて頂けますでしょうか?

働き方(日勤夜勤)や残業時間に触れる場合は、注意が必要です。

電験の認定取得に必要な実務経験が詰めるかどうかの質問

聞き方を工夫すれば問題ないケースが多いですが、エージェント経由で聞いたほうが無難なケースが多いです。

「電験の認定取得に必要な実務経験を取得したらやめそう」と思う会社が意外に多く、ネガティブに映るケースがあります。過去私が担当していた方で、面接で資格取得のために実務経験を積みたいという話を全面に出したがゆえにお見送りになったという方もいます…

とはいえ、電験の認定取得をどうしてもしたいという方もいると思います。

その場合は、事前にエージェントに認定取得をしたいから、それが可能な会社を紹介してほしいと伝えることをおすすめします。イケてるエージェントであれば、法人から求人票をもらうときに、「認定取得が可能か」「認定取得ができるということに魅力を感じる求職者の応募は歓迎か」を確認しています。

エージェント的に間違いないと思う質問

エージェント目線で間違いないなと思う質問は下記です。

御社で勤務する方々と協力して仕事に取り組んでいきたいと考えています。そのためにも、現場で大切にしている考えがあれば教えてください

やる気がある人材アピールができるのでお勧めです。

ざっくり、コミュニケーション能力重視系(オーナーよりの企業)、丁寧さ重視(安全重視)、チームワーク重視の企業に分けられるかなと思うので、自分があっている企業かどうか回答で判断できるというメリットもあります。

注意事項として、面接の中で体制つにしている考えについて説明があった場合は「話聞いていた?」となってしまうので避けたほうがいいです。

御社で活躍している人に、何か共通点はありますか?

入ってゴールではなく、活躍したいと考えていると映るのでお勧めです。

注意点として、採用担当が微妙な会社だと「なんだろうな~」と回答に困ってしまうこともあります。その際は「例えば〇〇の資格を持っているなどありますか?」など答えやすい形で再度質問をしてみることをおすすめします。

入社までに勉強しておくべきことや取得しておいた方が良い資格はありますか?

スタートダッシュを切りたいと思っている、意欲的な人材と映るのでお勧めです。

注意点として、今までのやり取りの中で「入社後、~の資格を取ってもらうよ」などとすでに言われているケースの場合、話を聞いていない人と思われてしまうので、「~の資格を入社後取得しないといけないと伺っていますが、他にはありますか?」のように前置きを入れることをおすすめします。

まとめ

本記事では、面接での逆質問の対処法について解説してきました。

下記の項目を踏まえて逆質問をするのがポイントです。

  • 調べれば分かる内容を質問するのは避ける
  • 待遇については面接の場で聞かない

どうしても逆質問が思いつかない時は、「特にありません」と答えるのでは無く、最後に「お忙しい中お時間をいただきありがとうございました」と一言添えて終わりましょう。お礼の一言を添えるだけでも印象が良くなります。20代で、面接官が社長であれば「FBをください」というのもありかもしれません。

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