ビルメンの面接は、どんなことを聞かれるのだろうと不安に思っている方も多いと思います。
中途採用が盛んな業界だからこそ、面接官も場数を踏んでおり、厳しい質問を投げかけられることもあります。
どんな事前準備をすべきか、現役転職エージェントがまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください
よく聞かれる質問集
前職を辞めた理由を教えてください
これは間違いなく聞かれると思います。ビルメン業界は、離職率が高く「わたり鳥」と呼ばれるジョブホッパーも多数います。
人事からみると、すぐにやめられてしまう人材を採用するわけにはいかないので、長続きする人材かを見たいというわけです。
「自責志向」「ポジティブな理由の転職」と映るとよいので、メインの転職理由ではなくとも、きれいに聞こえる転職理由をしゃべったほうがいいと思います。
「~な物件をやりたいが、現職では難しい」「顧客から~という要望をもらうが、自社ではとてもかなえられない」などが例になります。
志望動機を教えてください
これは、前の質問で聞いた「前職を辞めた理由」と一貫性があるか見極められているケースが多いです。やめた理由と志望理由が全然違うと、自己分析が足りていなく、すぐやめそうな人材と映ってしまうことがあります。
そのため、やめた理由を解消するために貴社を志望しているという伝え方を意識するとよいと思います。
こちらの記事にやめる理由別の志望動機のテンプレもありますので、ぜひご活用ください。
【ビルメン】志望動機の例文集を転職エージェントが作成してみた
仕事をするときに気を付けていることを教えてください
これは、仕事の丁寧さや顧客対応スキルを見られる質問です。主に現場面接だとこの手の質問が多いと思います。
別の聞かれ方だと「仕事をする際に重視している点」「顧客対応の時に重要だと考えていること」などが当たります。
病院など事故のリスクが大きい物件を扱う可能性がある会社であれば「丁寧さ」、商業施設などオーナーやそれ以外の顧客対応があるような会社であれば「コミュニケーション力」をアピールできるといいかと思います。
ちなみに、商業施設などを主に扱う、コミュ力重視系企業だと、身だしなみも結構見られるので注意したほうが良いです。
夜勤や宿直もできますか?
これは独立系ビルメン会社ではほぼ間違いなく聞かれると思います。特定の物件に応募しても、将来的に別の物件にアサインされる可能性があるので、応募した求人に限らず聞かれる可能性が高いです。
個人的には、絶対無理というケースでなければ面接の場では大丈夫と答えるのが良いと思っています。内定をもらってからエージェント経由で、実際に夜勤や宿直がある現場の配属可能性を聞き、他と比較することをおすすめします。
前職より給料下がるかもしれないけど大丈夫ですか?
これは、未経験者もしくは、受ける会社の給料水準よりも多くもらっている場合に聞かれることが多いです。
未経験の場合は、給料が下がってもビルメンにチャレンジしたい旨を伝えることをおすすめします。未経験OKなビルメン会社は多くないので、チャンスは逃さないほうがいいと思います。
経験者の場合は、その時の転職状況によると思います。無理にやめる必要がなかったり、他に選択肢がある場合は素直な金額を伝えていいと思います。一方、転職を急ぐ場合や内定がまだないなど、選択肢がない場合は、面接の場では了承もしくは持ち帰らせてほしいと伝え、エージェント経由で交渉することをおすすめします。
入社したら資格を取ってもらうことになるけど大丈夫ですか?
これは未経験で入社の場合や、社内規定で必須資格がある大手企業の場合に聞かれることが多いです。
やる気を問われている質問なので、経験でも未経験者でも、「YES」と伝えましょう。
転職先に求めることは何ですか?
これは転職理由との一貫性と、自社に当てはまっているかを見られています。
前職を辞めた理由と全然別の理由を伝えてしまうと、一貫性がないというフィードバックをもらってしまうので注意が必要です。
「やめる理由を改善するために転職するのだ」という伝え方ができるような回答を心がけましょう。
逆質問を聞かれたら?
逆質問を聞く会社は多いです。主体性を確かめる、聞く力や質問力を確認する、柔軟性を見たいなど様々な目的があります。
ここで頓珍漢な質問をすると、そこまでの評価が良くても一気に不合格になる可能性があるので注意が必要です。
具体的な質問やおすすめの解答は下記にまとめましたので、ぜひご覧ください。
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転職エージェント目線で、ビルメンの転職にお勧めの転職エージェントをまとめました。
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